サーキュラーエコノミー研究会、福岡バイオフードリサイクル工場を視察

 

 2024年12月11日、当研究会は中小企業版食品リサイクルループを推し進めるため福岡市西区で食品廃棄物からメタン発酵させ、発生したバイオガスで発電する福岡バイオフードリサイクル(BFR)さんの工場を視察させていただきました。

 

BFRさんの特徴は、食品小売店や飲食店から発生した食べ残しや売れ残り等の「一般廃棄物系」と工場等から発生した動植物性残渣等の「産業廃棄物系」に関する「両方」の食品循環資源を処理することができる珍しい処理事業者です。

 

食品循環資源の入庫からバイオガス発電までの一連のプロセスを見学させていただきました。

 

 

 

 中川社長が一番困っているは、食品廃棄物に含まれる異物混入であるとのことです。画像の左下をご覧になっていただきますとなんと野球のバット等が含まれております。

 

異物混入が発生するとBFRさんは工場設備は停止させて、危険性の高い作業をおこない除去する必要があります。

 

食品循環資源はごみではなく資源です。排出事業者様による適正な分別作業を期待したいところです。