
「もったいないを見てはサーキュラーエコノミーを思う。」
これは、私自身が公的機関で勤務する際の心得としている「利を見ては義を思う※」から生み出した言葉です。
「もったいない」と感じる場面に出会ったとき、無駄にしてしまっていることを惜しむのではなく、「サーキュラーエコノミー※」の視点で考えてみる。この発想が新たな価値を生み出す第一歩になります。たとえば、食品ロス、使われずに捨てられる材料など・・・。それらを「活かす方法はないか?」「ビジネスで儲けることができないか?」と考える習慣をつけることで、未利用資源を有効活用する社会へと変わることができます。
「もったいない」に気づいたら「サーキュラーエコノミー」を思い出し、思考を変えていただければと思います。そこにはビジネスの種が眠っているかもしれません。
※「利を見ては義を思う」:利益を目前にしてそれが義にかなっているかどうかを考えること。
※「サーキュラーエコノミー」:従来の「作って、使って、 捨てる」といった線型の経済、いわゆるリニアエコノミーと異なり、「廃棄物を出さないことを前提に製品等を デザインし、利用・再利用を繰り返すことやリサイクルなどによって循環させること」により資源を最大限利用する取組のこと。詳細はこちら