仁 中小企業経営研究所代表の谷口 仁と申します。
今までの仕事は広くて浅い職務経験でした。
設備保全からサービス開発、技術サポート、システムエンジニア、インストラクター、技術営業、代理店営業、法人営業、契約サポート、中小営業、販売促進、営業企画、新規事業開発、労務(安全衛生管理、職場の3S活動)、総務人事(新規採用、コミュニケーション改善による組織活性化)、経営支援まで従事。財務・経理だけは職務経験がなく、知識は簿記2級(1級受験経験有)、ビジネス会計検定2級の合格レベルです。
業種・業界は、小売・卸売・サービス業、情報通信業、廃棄物処理業を強みとしております。製造業における現場経験はございませんが、大学で専攻した基礎知識と中小企業診断士としての実務経験を基に経営支援させてもらっております。
広く浅くの職種経験でしたが、幅広い職種を通じて社長から担当者までのお客様、多様な立場である社内のお客様、親族の上司、部下との関係、役員の立場で直属の部下ではない従業員とのコミュニケーションで傾聴と対話の姿勢が養われました。
過去を振り返ると、永い間、一貫して社会インフラの維持運用に関わっておりました。公衆通信網、お客様の通信設備、そして下水道に。哲学・思想において「人には天から与えられた使命がある。」といわれます。自分の使命は社会インフラを守ることであると気づきました。当事業は中小企業診断士の知識、経営支援の経験を活かして「地域経済のインフラの屋台骨である中小企業」を支え続けてまいります。
伯父が経営する中小同族会社で働かせてもらいました。会社の印象は、サービスの本質を変えずに提供方法、受付方法を維持し、経営方針や伝統を守っている創業60年を超える老舗企業でした。
内面は経営の思考と意思決定が同質化しており、環境変化に対応できないところもありましたが、経営と現場作業を磨けばもっと輝きが可能性を秘めておりました。取締役として現場配属後は「役員として経営支援」、「従業員として現場改善支援」、「中小企業診断士として経営改善支援」に取り組みました。
三年間で18件の小さな改善から大きな改革を社長に提案して実践しました。
会社側の立場でしたが、新型コロナ対応に関しては従業員の健康を守り、志気を維持するために社長と何度も交渉することがありました。真冬における窓開けの幅を10cmから5cmに、シャワー室の設置、蒸し暑い雨合羽の変更など。会社に費用負担してもらうこととなりますが、労働環境に関する従業員の安全の欲求を高める対応は、結果として会社としても有益であると考えておりました。十年前に読んだ「利他のすすめ」を思い出しました。「従業員のため会社のために無心で働く」とは「利他」を実践することの現れであることを今になって気づきました。
多くの経験と学びで活きた時間を過ごすことができましたが、実現できなかったこともあります。それは、社長は高齢でしたが後継者候補への承継が遅れておりました。私にも責任がありますが、中小企業診断士として役割を果たすことができなかったことを今でも後悔しております。このような課題を抱えている中小同族会社は少なからず存在していると思います。
情報通信会社で約二十三年、中小同族会社で三年間の勤務を経て五十才で創業いたしました。私は「一隅を照らす」という言葉が好きです。私ができる範囲は限られておりますが、これからは伯父の会社で実現で出来なかったことをやっていきたいと思います。
2022年6月10日
仁 中小企業経営研究所代表 谷口 仁
言温而氣和
温かい言葉が人の気持ちを和らげる。
中国古典に小学という書物があります。四書五経をはじめとする大事な教えを子ども向けに集められたものです。道徳やマナー、人間関係などをテーマとしており、そこからは生きる知恵を学ぶことできます。小学の一節に『言温而氣和』とあります。その意味は、温かい言葉が人の気持ちを和らげるというものです。
ハッと気づきました。
今までは冷静に聴くことで精一杯で、温かい言葉を込めたり、和やか雰囲気をつくる心配りを考えたことがありませんでした。温かく思いやりがこもった言葉で経営者が自然と想いを伝えたくなる、話しかけたくなる、そのような雰囲気ができたらどんなに経営者は穏やか気持ちになれるのだろうと。
これからは基本姿勢を「平常心」から「言温而氣和」。一段上を目指して修身したいと思います。
事業所名 | 仁 中小企業経営研究所(JIN SME Research) |
所在地 |
〒340-0814 埼玉県八潮市南川崎756-4 |
電話番号 |
048-948-7260(FAX兼用) |
Facebookページ |
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適格請求書発行事業者 登録番号 |
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創業年月日 |
2021年5月19日 |
代表 |
谷口 仁(たにぐち ひとし) |
営業時間 |
9:00-17:30(土休祝日、夏季休暇、年末年始等を除く) |
事業使命 |
地域経済のインフラを守る |
基本姿勢 |
言温而氣和 |
事業内容 |
廃棄物処理業専門 経営支援業 その他付随する事業 |
専門領域 |
独自の磨き上げノウハウで永続会社を目指す仕組みづくり 財務診断・(非財務事項)事業性評価、 経営課題設定、 事業計画策定、課題解決等の総合支援 その他、組織活性化、従業員労務安全、後継ぎ選定、 後継者育成、中小企業施策等の個別支援 |
専門業種 |
廃棄物処理業 |
主要取引先 |
一般社団法人埼玉県中小企業診断協会 公的支援機関 中小企業経営支援 民間企業 |
プロフィール | 循環ビジネス支援家 廃棄物処理業専門 経営パートナー |
資格 |
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公職 所属団体等 |
埼玉県産業振興公社サーキュラーエコノミー(循環経済)推進コーディネーター
さいたま市産業創造財団 登録専門家 千葉市産業振興財団 登録専門家 福岡県事業承継・支援センター 登録M&A専門家
一般社団法人埼玉県中小企業診断協会 研修部 一般社団法人東京都中小企業診断士協会 中央支部(~2023年3月)
サーキュラーエコノミー(循環経済)研究会(旧廃棄物処理業経営研究会) ファミリービジネス研究会(~2023年3月)
八潮市廃棄物減量等推進審議会委員
八潮市商工会 埼玉県 シニア活躍推進アドバイザー(~2022年12月) |
執筆 |
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仁 中小企業経営研究所
〒340-0814
埼玉県八潮市大字南川崎756番地4
E-mail: sme-partner*email.plala.or.jp
「*」を@に変更してください。
TEL/FAX: 048-948-7260