6月27日に梅雨明けの発表がありました。
関東甲信地方では平年よりも22日、統計開始以降最も早い梅雨明けです。今年は一段と暑くなりそうですね。
さて、左記の文様についてです。
一時期流行りました鬼滅の刃の主人公『竈門炭治郎』が着用していた羽織に黒と緑の『市松文様』がほどこされておりましたが、市松文様と同様、『青海波文様』は伝統文様の一つです。藍色のグラデーションを付けた青海波に浮かぶ太陽(事業承継のシンボルデザイン)は地元八潮市在住のデザイナーさんにお力添えいただきました。
(参考)文様の意味については株式会社京屋染物店社ホームページで書かれている説明がわかりやすいです。
無限に広がる青海波の文様には中小企業の事業永続への想いを重ね、青海波の中心にある太陽は中小企業の中心に位置する経営者をイメージしました。社長から見ると「地平線に移り行く太陽」を「そろそろ後継ぎに事業を譲り渡そうしている自分」に、後継者から見ると「地平線から登りゆく太陽」を「近いうちに事業を譲り受ける自分」に。このように立場によって捉え方が異なるのではないかと思います。
染織家であり随筆家である志村ふくみ氏の著書『一色一生』から染色の奥深さを知りました天然藍。その藍色を使って中小企業経営者の深い人間性を表現しました。
これから大事な事業承継を迎える中小企業の社長と後継者に恭敬の意を表し、身の引き締まる思いで事業承継の場に立ち会わせていただきます。